Q16 自殺と業務災害の関係?

自殺と業務災害の関係

A 自殺と業務災害の関係について 労災保険法12条の2、「労働者が故意に負傷、疾病、障害もしくは死亡またはその直接の原因となった事故を生じさせたときは、政府は保険給付を行なわい。」と説明しています。故意に死亡は、自殺のことですから、業務との関連性は否定され保険給付は行なわれません。
ところが、S23-5-11基収1391号では、「業務上の傷病が原因で精神異常や心神喪失に陥り自殺した場合には、一般に正常人としての意志能力を欠いており、業務上の死亡と判断ができる。」との判断を示しています。
自殺の原因が業務上の傷病で、かつ精神異常や心神喪失が認められることを条件にしています。
社会的な不正行為からくる責任感や正義感による自殺では認定される可能性はありません。