膝関節の機能障害

膝関節の屈曲と伸展

等級 主要運動
屈曲 伸展 合計
正常値 130 0 130
8級7号 15 0 15
10級11号 65 0 65
12級7号 100 0 100

膝関節に参考運動はありません。

1)伸展が伸びきらないで浮いているとき?

膝関節の脱臼、骨折では、伸展が伸びきらないで浮い他状態のときがあります。
そんなときは、-20°など、計測値をマイナス表示としなければなりません。
用廃、著しい障害、障害を残すものは、股関節と同じです。

2)膝関節の機能障害が予想される傷病名

16膝関節内骨折 脛骨顆部骨折、脛骨近位端骨折、脛骨高原骨折、プラトー骨折
17脛骨顆間隆起骨折、18膝蓋骨々折、(1)膝蓋骨骨折、(2)膝蓋骨脱臼(3)スリーブ骨折、
19膝離断性骨軟骨炎、20膝蓋前滑液包炎、21膝窩動脈損傷、22腓骨々折、23脛・腓骨々骨幹部開放性骨折、24下腿のコンパートメント症候群、25変形性膝関節症、26腓腹筋断裂 肉離れ、
27肉離れ、筋違いと捻挫、28半月板損傷、29 ACL前十字靱帯損傷、30 PCL後十字靱帯損傷、31 MCL内側々副靱帯損傷、32 LCL外側々副靭帯損傷、33 PLS膝関節後外側支持機構、34複合靭帯損傷、神経麻痺35坐骨神経麻痺、36脛骨神経麻痺、37腓骨神経麻痺、38深腓骨神経麻痺=前足根管症候群、39浅腓骨神経麻痺、40仙髄神経麻痺、
上記の傷病名は、コンテンツ⇒傷病名と後遺障害⇒下肢・足趾で、後遺障害の立証を含む説明しています。

3)膝関節の計測

①膝関節屈曲⇒日本整形外科学会の公表する参考角度は130°です。

開始肢位

正常計測

②膝関節の伸展、日本整形外科学会の公表する参考角度は0°です。