神経系統の機能または精神の障害

神経系統の機能または精神の障害

神経系は、人体各部の機能を統率し、刺激伝達の経路となる器官で精神作用を営んでいます。
神経系は脳・脊髄で構成される中枢神経系と、脳・脊髄から出る末梢神経系に大別され、一方、自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。

神経系統の機能または精神の障害

交感神経は脳・脊髄神経とは形態的に独立した系統をなしていますが、副交感神経は脳・脊髄神経の中に紛れ込んでいます。
自律神経は消化・吸収・循環・呼吸・分泌・栄養・生殖等を無意識に支配し生命保持をはじめ、人体の重要な機能を営みます。

脳の損傷によって生じる症状は、非常に多岐にわたる臨床症状が認められ、これを神経障害と精神障害に区別して捉えることは、医学的にも不自然かつ危険です。
したがって、これらの症状を総合的に判断して、等級が認定されています。

H14-4-1から施行された新自賠責保険は、神経系統の機能または精神の障害を、
①介護を要する神経系統の機能または精神の障害
②神経系統の機能または精神の障害
③局部の神経系統の障害
3つに区分、新たに別表Ⅰを設定して等級の編成替えを行いました。
この考え方は、H18-4-1以降発生した事故に適用する新基準でも踏襲されています。