Q12 障害(補償)年金額の変更?

A 労災保険給付の内、休業補償給付と障害補償給付は被災労働者の賃金を基礎とした給付基礎日額によって決められています。
休業補償給付、障害(補償)年金は、その性質から長期間にわたって継続的に行われますので、この間に賃金水準や物価の変動が当然に予想されます。そこで、休業補償給付と障害補償年金、遺族補償年金、傷病補償年金等の年金給付については、スライド制が採用されています。
年金給付のスライド方法ですが、厚生労働省では、全産業の労働者1人当りの平均給与額を毎月勤労統計で発表しているのですが、この統計による平均給与額が6%を超えて上下するに至ったときには、上下した割合に応じて翌年の8月1日から支給される年金についてスライドが実施されます。

例えば、後遺障害等級が6級の被害者が給付基礎日額5000円であった場合、障害補償年金は、5000円×156日分=62万4000円です。
スライド率が11%のときは、5000円×156日分×1.11=86万5800円となるのです。

障害(補償)年金額の変更

年金給付は、2~4月分は5月、5~7月分は8月、8~10月分は11月、11~1月分は2月、つまり、年4回に分けて支払がなされています。