Q7 労災保険の休業給付は、どうして休業4日目から支給されるのか?

A 労災保険法14条の規定により、労働者が業務上負傷や疾病にかかったときは、その傷病による療養のため働くことができず、賃金を受けない日の第4日目から休業補償給付が支給されます。
労災保険法の対象とはならない1~3日までは、労働基準法76条により、事業主が平均賃金の60%以上を補償することになっています。
ところが、通勤災害に対する保険給付は、事業主に補償義務は課せられていません。
これは、通勤途上の災害については事業主に責任を問うことが適当ではないと考えられるからです。

第4日目と60%の支払は、自賠責保険や任意保険の休業損害支払基準とは異なるポイントです。
もっとも60%は、休業特別支給金として20%が支給されるので、実質は80%が支給されています。
交通事故では、この3日分は、自賠責保険から補填がなされます。