Q10 労災の事案であるがどこに請求すればよいか分からない場合

Q10 最近のフリーダイアルで、妻がヤクルトの配達中にひき逃げされ、意識不明で入院している。
勤務先に、業務中の災害なので労災保険の適用をお願いしたところ、パート採用ではなく業務委託なので、労災保険の適用はできないと言われました。勤務先のバイクを運転中の事故なので、任意保険を確認したのですが、対物保険しか加入していないと言われ、自宅の自動車は任意保険に加入していますが、今回の事故には適用できないと言われており、このままでは、どこにも請求できないことになり、大変困っているとの相談がありました。

A 私は、最悪でも政府の保障事業には請求できるので、自賠責保険部分は確保されていること、そして、ヤクルトのバイクに対物保険のみの加入は考えられないので、奥様の勤務先に出向いて、加入の保険内容を確認するようにとアドバイスしました。

労災保険は、業務委託だから適用できないと逃げることができますが、家から飛び出した子どもにバイクが衝突したときは、バイクの所有者が会社であれば、運行供用者責任が成立するので、加害者と話してくださいと逃げることはできないのです。常識的には、最低限の対人・対物保険に加入しているはずなのですが、そうであれば、被害者には無保険車傷害保険2億円が適用できるので、一安心です。
その後の連絡がないので、進捗状況は分かりません。