Q13 上司のいじめがひどくてメンタルになった

上司のいじめがひどくてメンタルになった

A メンタルの原因に、長時間過密労働などに続いて、職場環境の悪化が言われています。
2011年の厚労省調査では、320万人がメンタルにかかっていると発表されました。
セクハラは、男女雇用機会均等法で明確に禁止されているのですが、パワハラを直接的に規制する法律は、現在のところ、ありません。
裁判では、民法90条(公序良俗の反する行為)、
民法709条(損害賠償)、
民法715条(事業主の不法行為に対する賠償)、
会社法第350条(株式会社代表者の不法行為)
などが適用されていますが、確たる証拠を示すことが困難で、証明することは極めて難しい内容です。

厚生労働省のパワハラに該当する指針
①暴行・傷害などの身体的な攻撃、
②脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃、
③隔離・仲間外し・無視など、人間関係からの切り離し、
④業務上明らかに不要なこと、遂行不可能なことの強制、仕事の妨害などの過大な要求、
⑤業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないことなどの過小な要求、
⑥私的なことに過度に立ち入ることによる個の侵害、

パワハラを、個人の立場で会社に認めさせるのは、特にメンタルになった人には難しい課題です。

深刻化しているメンタルヘルス問題に対処するため、H26-6には、メンタルヘルス対策の充実、強化を目指し、労働者のストレスチェックを義務化する内容を盛り込んだ、労働安全衛生法の一部改正法案が成立しており、H27-12までに、従業員が50名以上の事業所に対して、ストレスチェックを実施することが義務化されます。