Q6 ホワイトカラー・エグゼンプション

A ホワイトカラー労働者を対象に労働時間規制の適用を外し、働いた時間に関係なく、成果に対して賃金を支払う制度のことです。
一律に時間で働きぶりを評価することが適当でない労働者の労働時間を自由にし、生産性の向上と効率的な働き方の実現を目指すのが狙いで、2007年に政府が法案化に動いたのですが、残業代ゼロや過労死促進との批判が高まり、国会への法案提出を断念した経緯があります。
今回の再挑戦では、年収1000万円以上の高度な専門職に限って導入する方針を決定、来年の通常国会での労働基準法改正を目指しています。