Q8 パート従業員の労働法における位置づけ

A 労働基準法は、日本国憲法第27条に基づいて、最低限の働くルールについて定めた法律です。
労働基準法第9条の労働者の定義は、労働者とは、職業の種類を問わず、事業または事務所に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。
労働基準法では、正規も非正規も、パートもアルバイトも派遣などの区別はなされていません。
労働基準法下では、すべてが労働者で、パートであっても、正規の労働者と同じ権利を有しています。したがって、パートだから、派遣だからという理由で労働者を差別することは、あってはなりません。

パートを始めるとき、労働条件を確認し、雇用通知書をもらいましたか?
6カ月以上働いたときは、パートでも、10日の有給休暇が得られます。
残業したとき、残業代は支給されていますか?
辞めたくないのに、突然辞めさせられていませんか?
セクハラに泣き寝入りしていませんか?